やっと溝掘りに着手しました。
まずは山の段々畑。
いちばん上の端っこを、試しに掘ってみた。
ごぼう掘りでだいたいわかってはいたけど
ずーっと、かったい粘土。砂岩混じり。
1メートルくらい変わらない。
ぴちーっと締まっている。
この下どのくらいか気になるけど
先に下の畑だよ!ってことになって
下(祐徳稲荷近く)の畑へ。
ここは、道路と民家と空地と田んぼに囲まれていて
周りより、低い。
↓田んぼより低いのがわかる
田んぼの向こうの方に川があり
川から引いた水路が
田んぼの間をぬって、道路脇まで続いている。
↑この先から流れてくる水路は、うちの畑のちょっと先、空地にぶつかって曲がり
道路の下をくぐり、道路の反対側へ出ている。
夏、田んぼの時期は、この暗渠からの水が漏れてきて
↓ここ、空地側の石垣付近に水溜りができる。(田んぼに水がない今は止まっている)
もともと田んぼだったので、盤があるのは間違いなく、
盤をわりたいのだけど
まずは、雨や水路からの水を捌けさせるための溝を
ぐるりに掘ろう、となった。
盤を割るための深溝を、掘りたいのだけど
そうすると排水の溝よりも深くなってしまう。
それをどうするか、かなりあーだこーだ話し合った。
まずはぐるりを掘って、
その排水路からの水が畑に入らないように
畝の間には、排水路につなげない、溝を掘る。
ということは、逃げ道のない溝。
水が溜まらないだろうか?
盤を割ったら、下に抜けてくれるのか?
掘ってみないとわからない。
排水路を掘り始めたら、
ごろごろ大きな石が、案の定たくさんでてきた。
昔、川が洪水になった時に、川原の土砂が流されて
ここらへんは大きい石がいっぱい埋まってる。って
隣りの田んぼのおじいさんが言っていた。
現に人力では運べないほどの大きな石が、畑の中にあって
そのままそこはとばして、野菜を作っていた。
そもそも、そんな条件のところで好気性の菌を増やすことを目指すより、
田んぼに戻した方がいいんじゃない? と、
考えは行ったり来たり。
(もとはと言えば田んぼにしても水があまり入らないから、ということで畑にしたのだけど)
機械もないし、二人でどんだけできるだろうか。
でも、やってみたい・・・!!
この先も、あーだこーだ、揺れるのかもしれないけど、
やってみないことには、先に進めない。
やってみるっぺ!!